D.C.P.C.

グラフィック
B
シナリオ
B
文章
B
操作性
C
サウンド
C+
H度
C
総合評価
B

ByCIRCUS

 コンシューマに移植されたD.C.をさらにパソコンに移植されたのがこのD.C.P.C.です。D.C.の批評は既に行なっているので、今回はD.C.との対比を中心に。
 初代D.C.に比べてヒロインが倍増しており、比例してボリュームも大幅に増加しています。ただし、シナリオの質自体は向上しているとは言い難く、手放しに称賛は出来ません。キャラはいいかもしれませんが。
 また、既成のシナリオにも手が一部入れられていますが、それが改善か改悪かは難しい所です。
 サウンドはヴォーカル曲が増えたのが特徴ですが、コンシューマ版からの移植だった所為でしょうか? PCゲームとしては音質がかなり悪いのが気になりました。
 D.C.に参加していた原画家が参加していない為、一部CGは非常に違和感があります。D.C.P.C.の促販ポスターを見たときの知人の台詞が奮っています。

「お前誰やねん?」

 七尾奈留じゃない音夢に向かって思わず大阪弁(?)になったという。
 ただ、単体で見た場合、原画の質自体はそれほど悪くはありません。
 あと非常に気になったのがスキップが不便な点。スキップ出来る期間が短く、一日ごとに止まるので非常に苦痛でした。完全新作でもないのだからその辺は考えて欲しかったです。
 追加シナリオは総じて底が浅く、キャラ萌えに主眼を置かれているので、気に入ったキャラが居たのなら買ってもいいかもしれません。間違っても感動など期待しないように。
 ちなみに、評価は元のD.C.込みです。D.C.P.C.での追加分だけならグラフィック、シナリオ、サウンドはそれぞれ2ランクほど下方修正されます。

以下ネタばれ

「そんな馬鹿な話があってたまるかよ……」

 それはこっちの台詞だ!

……え〜、一番上は作中の主人公の台詞なのですが、それに私は思わず心中で突っ込んでいました。シナリオが水夏からの使い回しだったので。
 流石に唖然としました。ひねり無しのパクリかよ、と。別に水夏のキャラを出すのは構わないと思いますが、なんのアレンジもせずに同じシナリオ二回使うのは……
 シナリオは論外なのですが(D.C.のライター参加してないし)キャラクターはそこまでひどくはありません。つか、工藤最高です。
 製作陣が入れ替わっている為か、一部BGMの使い方が変わっていたのが個人的にはかなりマイナス。というか、そんな所に気付いてしまう自分が嫌いです。
 原画家もシナリオライターも別の人。挙げ句「アルキメデスのわすれもの」や「水夏」からのシナリオとCGの使い回し。ある意味非常にCIRCUS「らしい」作品だと思いました(笑)

蛇足:ななこなんかどうでもいいからみっくん攻略させろと思ったのは私だけでしょうか(笑)