みんな大好き子づくりばんちょう | |||
アナスタシア | 6090円(税込み) | 2007年5月18日発売 | |
音声 | ディスクレス | シーン回数 | CG枚数 |
あり(女性のみ) | 可 | 20回 | 68枚(差分含まず) |
シナリオ HANABUSA 原画 鳩月つみき |
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助成金目当てで子作りに励む事になった主人公「馬浪貴劉」。子作りの女神の加護によって子供が一瞬で成長するようになった彼は戦いで倒した女の子達との間に次々と子供を作っていく事になります。 グラフィック 原画はエウシェリーの作品を一手に引き受ける鳩月つみき氏。 質、枚数ともに値段を考えれば妥当かやや良質といったところでしょうか。目立った欠点は見当たりません。 シナリオ・テキスト シナリオはあってないようなもの。ただひたすら「ヒロインとのバトル」→「倒して仲間に(+H)」→「好感度を上げてH。妊娠させる」→「出産」を繰り返すだけです。そもそもゲーム性主体の作品と言う事もあってテキストの量自体が非常に少ないです。 出会いからHになだれ込む際や、好感度が上がる毎に発生する個別イベント、エンディングに至るまで非常に淡白で陳腐な印象を受けます。いくらゲーム性重視とは言え、もう少しテキスト量を増やしてほしかったです。 操作性 アクション系の常としてゲームパッドはほぼ必須と言えるでしょう。 ゲームの基本はおはじき。自機を操り相手をフィールド外に弾いていきます。(ステージによっては違う勝利条件も設定されていますが) キャラクターにはそれぞれ「気合」「速度」「重量」「制動」の四つのステータスが設定されていますが、数字が一つ二つ違うだけで目に見えて性能が変わるのでステージにあったキャラクターを選ぶ(狭い通路を通る場所では制動と重量、タイムアタックでは速度を重視する等々)と攻略がスムーズに進みます。また、スキルの性能もかなり重要になってくるので新しく仲間になったキャラクターは一度使用感を試してみるといいでしょう。個人的には紗綾香がお勧め。 サウンド 特筆するべき物は見当たりません。OP、EDとヴォーカル曲も二曲用意されていますが、可もなく不可もなくといったところかと。 H度 主人公とヒロインの一対一によるシンプルなHがほとんどで非常に無難なつくりという印象です。シチュエーションにも特別こだわった様子はありません。 そしてなにより、このタイトルと設定で 総評 タイトルからして馬鹿ゲーの匂いがプンプンと漂っていますが基本的にはタイトルに忠実な作品でした。というか、いくら規制が緩くなったとはいえ実の妹との「私もお兄ちゃんの子供が欲しい」「よし作ろう!(一瞬の躊躇も無く)」という流れはどうかと思います。 おはじきバトルはそれなりに楽しめましたがあくまでもそれなり。定価でこの内容ではやや不満が残ります。一周で全てのエンディングの条件を満たす事も容易なためやりこみ要素にも乏しいですし。(何週もしないと全てのエンディングが見れなかったりしたらそれはそれで面倒ですが) 折角ハーレム生活をおくるという設定なのですからもう少しその辺の描写にはこだわって欲しかったです。ヒロインについての書きこみも圧倒的に不足している為キャラクターに感情移入する事が出来ませんでした。 |