ちゅ〜んなっぷ

グラフィック
E
シナリオ
E
文章
E
操作性
D
サウンド
E
H度
C
総合評価
E

Byむつ組

 ふとしたことから大金を手にした主人公はその金を使って高級ダッチワイフを購入。やがて主人公はそのダッチワイフを人間に近づくように改造していく、その過程を描いた育成型ゲームです。

 このやたらマイナーな作品をここで取り上げたのはひとえに「怒り」からです。私はこのゲーム以上のクソゲーを知りません。この内容で一万円近い値段を付け販売しようとしていたのは、質の悪い冗談のようなものでした。
 中古1980円で買った私ですらそう思えたのですから間違えて大枚叩いてこの商品を買った人の怒りはどれほどのものだったか・・・
 内容に見るべき物はありません。グラフィックは同人レベル、サウンドはそれ以下。シナリオにいたっては殆ど存在せず、無理矢理作ったような育成(改造)システムは流れ作業ほどの意味しかありませんでした。間違っても「遊び」ではありません。「作業」です。
 他にも挙げていけば限りが無いのですが一番致命的なのはそのプレイ時間の短さ。一時間前後で全てが終了してしまいます。そもそも、(自称)育成ものにも係わらず育成過程に関したシナリオ・エンディング分岐が皆無に等しいのは冗談としか思えません。

 最後に一つ、この作品説明書にこのような事が書かれていました

「……私たちは遊べるゲームを作ることを目指し……」

 馬鹿は無敵ですね。

P.S.ばれるほどのネタが無いのでネタばれ感想はありません。